
【トーク】
−中央競馬に物申す−
番組の意義
競馬関係者なら、恐らくは大半の人が加入しているであろうグリーンチャ
ンネル。土・日曜日に行われる中央競馬中継はもちろん、競馬開催日以外に
もレース回顧やレース展望、調教VTRやインタビューを収録された番組を
放映。さらに、芸能人を招いての番組も放映されている。競馬専門チャンネ
ルに入るほどの熱狂的なファンがバラエティー色の強い番組を喜んで見るか
どうか疑問だが、「競馬」というジャンルに特化しているので、あの手この
手で少しでも競馬に関する番組を放映するのは当然といえるし、別に興味が
ない人は見なければいいので不満もない。また、農業天気予報などアグリネ
ット(農業や農村に適した最新の情報を提供する番組)も、平日を中心に放
映されている。このあたりは農林水産省の番組といったところか。
仕事上、競馬開催日は仕事をしているので、競馬中継を見ることはまずな
い。よく見る番組はといえば、調教VTRとレースリプレイ。調教VTRは
その週に行われる主なレースの調教風景を次々に流すだけという番組。バッ
クミュージックの選択も悪くなく、この構成は結構気に入っている。調教V
TRに関しては、記者の解説がついたものもあるので、どちらを見るかは個
人のお好みになる。
ここまで長々と書いてきたが、別にグリーンチャンネルの宣伝をしたいわ
けではない。注文があるのはレースリプレイについて。競馬の予想は勉強と
同じで復習が大事。ということで、その週に行われたレースの見直しは必須
といえるが、最近このレースリプレイの前後に、同チャンネルで行われてい
る番組の宣伝が入りだした。番宣自体は約1分。本来ならレースリプレイの
内容に支障をきたすものではないのだが、カチンときたのは、降着したシー
ンを「○番が降着しました」との文字説明だけで終わらせて、肝心のシーン
をスロー再生しなかったこと。レースリプレイを見るのは、各馬がどういう
レースをしたか、また不利なくスムーズに運べているかを調べるのが大きな
目的の一つ。特に降着があるような大きな不利は、競馬場でも流しているよ
うに複数の角度からスロー再生をするのが普通で、今までもほとんどの場合
がそうしてくれていた(時々カットされていたが)。時間が足りないのなら
ともかく、番宣を入れる時間があるのに、肝心のシーンを流さないのでは、
レースリプレイの価値が半減してしまう。せっかく放映している番組をたく
さんの人に見てもらいたいという気持ちは分かるが、番組の本質を見失って
しまうのは問題ありである。