【トーク】
−中央競馬に物申す−


固定観念

 これはファンの方にも通ずる話だが、長年競馬に携わっていると、当たり 前のことに対して固定観念が出てくる。とはいっても、馬券に絡む話ではな く、競馬開催の話。例えば、最終は第12レースだとか、日曜日にはどこかの 競馬場で重賞が行われている、などなど。もちろん、ダービーや有馬記念の 日は最終が第11レースだし、週によっては日曜日に重賞がない時もある。そ れはまあ、レースの後半の話なので、昼からでも競馬場へ行けば気づくこと。 しかし、今年の頭から施行されているちょっとした変更は、気づいた時には もう遅いということになりかねない。  その変更とは第1レースの発走時刻で、例えば1回京都競馬で見ると、8 日間で第1レースの発走が4通りもある。2回京都と1回阪神は3通り、2 回阪神などは5通りだ。GTがある日は第1レースの発走時刻がずれること を知っている人は多いと思うが、今回のこの件は注意を促す文章などをほと んど見たことがなく、発走時刻が思ったより遅かったというなら笑い話で済 むが、競馬場に到着してみればパドックが終わっていた、さらには締め切り 時間が間際となれば、ファンも精神的ダメージだし(間に合わなくて助かっ たという場合もあるだろうが)、売り上げに関しても微妙に影響してくるか もしれない。右肩下がりの売り上げが続くだけに、注目の薄い第1レースと はいえ、こういったことで売り上げが下がるのは控えたいところ。はくぼレ ースの際にメインレースが各場バラバラになるのもそうだが、こういった基 本的なことは、できるだけシンプルにした方が分かりやすいと思うのだが。